お身拭い
2021/12/21
お身拭い
コロナ状況も収まっており皆様と開催したいところでありましたが新型のウィルスもでており、用心のため住職と寺庭にて佛教婦人会年末行事お身拭い法要を勤めさせて頂きました。本年も婦人会の活動ができなかった一年でありました。はやく安心して勤めることのできる日常が来ることを祈念いたします。
~それみたか 常が大事か 大晦日~
まだまだと思っている内にやってくる大晦日を目の前にして慌てる私たちであり、平生が大事であるということです。平生が大事とは日々コツコツと行っておれば大晦日が来ても慌てることがない。掃除を例にとるならば普段から隅々まで気を付けて行っておれば大掃除を行う必要がないわけです。なぜしないのか、それはまだまだ時間があると考えているからです。そのことを戒める、私たち人間の愚かさをあらわした句です。
天台宗大阿闍梨酒井雄哉さんの著された本のタイトルに「一日一生」とあるように一日一日を大切にしていきたいものであります。